南流山

 

作詞:mana

作曲:mana

 

憧れていたこの街はいつの日か知らない顔が増えた

ウェアハウスのネオン ずっとそこにあると思っていた

マンションの建設ラッシュは止まらない

住んでいた戸建ての家も取り壊されたと聞いた

 

季節外れの花火が聞こえて

ドラマの撮影も多かった

 

きっとあの頃の私に期待させる話など

ひとつも持ち合わせてない今だけど

7年分の夜を繋いできた

続いていることはたくさんあるから

胸を張って生きていこう

 

高架線下の駐輪場 なかなか空きが出なかった

武蔵野線とTX どこにでも行ける気がした

週末限定のフルーツパフェ 最後に味わいたかった

史上最高に美味しかったラーメン屋さんももうない

 

今でもここにいたらって思うこともあるけれど

きっと私には眩しすぎたんだ

 

もっと器用に生きられる強い私だったなら

変えられる未来もたくさんあったけど

自分の家だと訪ねてきた

サビ猫に元気をもらっていたからさ

いつかまた会えたらいいな

 

きっとあの頃の私に期待させる話など

ひとつも持ち合わせてない今だけど

3万円を落とした下駄箱も

雨戸に張り付いた蜂の巣だってさ

数えきれないほど

思い返しても足りない キリがないほどに

この街が好きだった